浴室のキレイを長持ちさせる“習慣設計”
リフォーム直後の浴室は、床はサラッと、壁はツルツル、鏡はクリア。その状態を1年、3年、5年とキープできるかは、道具より“習慣設計”で決まります。ここでは名古屋市と尾張エリア(春日井・小牧・一宮・稲沢・尾張旭・長久手・日進・東郷町・清須・北名古屋・江南・瀬戸・愛西・あま市・扶桑町・大口町 ほか)の気候を踏まえ、NHRが現場で実践している「無理なく続くメンテ術」をまとめました。
まずは“水を残さない”が最強
浴室の汚れは、水垢・カビ・皮脂の三兄弟。根っこは水分と温度差です。
習慣のコツは3つだけ。
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入浴後3分のリセット(水気を切る)
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45〜60分の換気(入気と排気の道を作る)
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週1の分解清掃(溜めない周期)
この3つをカレンダー化すると、劇的にラクになります。
入浴後3分ルーティン
・シャワーで壁と床を40℃前後のぬるま湯で軽く流し、最後に冷水で温度を下げて乾きやすく
・スクイージーで鏡→壁→ドア→床の順に水切り(上から下へが時短)
・排水口はヘアキャッチャーだけ外してサッと水洗い
・シャンプーやボトルは床から浮かせて置く(マグネット棚や吊り下げ)
・ドアは数センチ開け、浴室換気扇は強運転で45〜60分
たった数分で、水垢とカビの発生速度が半分以下になります。
週1の分解清掃
・排水トラップ:外せる部品を分解し、中性洗剤+ブラシでぬめり除去
・カウンター・棚:取り外して裏面の水路を洗浄
・換気口フィルター:掃除機でホコリ吸引→水洗い
・鏡:水垢が出始めたらクエン酸湿布でリセット(10〜20分)
名古屋の夏は蒸し暑く冬は乾燥寄り。夏季は“週2”、冬季は“週1”で十分回ります。
月1のリフレッシュ
・床:中性洗剤を薄めてデッキブラシで目地方向に優しく。強アルカリの常用は床材を曇らせる原因に
・ドア周り:下レールとパッキンの汚れを綿棒でかき出す
・カビ止め:防カビ燻煙剤やコーティングで“種”を断つ
・鏡と蛇口:ウロコが出たら、粒子の細かい研磨剤で軽く。防汚コートがある場合は専用品のみ
素材別・やっていいこと、ダメなこと
ユニットバス壁(樹脂パネル)
OK:中性洗剤、マイクロファイバー、クエン酸
NG:金属タワシ、メラミンの強こすり、塩素と酸の混用
床(微細エンボス)
OK:中性〜弱アルカリ、やわらかいブラシ
NG:硬いブラシの力押し(エンボスが潰れ、汚れやすくなる)
鏡(コーティング有)
OK:水切り+専用クリーナー、クエン酸軽め
NG:粗い研磨剤、長時間の酸放置
ステンレス排水口・バー
OK:中性洗剤、アルカリ電解水(短時間)
NG:塩素を高頻度で長時間、酸との同時使用
木調カウンター(化粧板)
OK:中性洗剤→乾拭き仕上げ
NG:濡れっぱなし、熱いヘアアイロンの直置き
混ぜない、こすりすぎない、放置しない——この三原則で、素材の寿命はしっかり伸びます。
“置かない設計”が掃除最強の近道
・ボトルは浮かせる:マグネットホルダー/吊り下げラック
・スポンジは1家族1個:色で使い分け、週1で交換
・シャンプー詰め替えはワンプッシュディスペンサーへ
・イス・桶は使うなら壁掛け。床に物を置かないと水切れが段違い
鏡のウロコは“貯めない”が勝ち
名古屋の水は地域により硬度差があり、水垢が付きやすい家も。
・毎回の水切り+月1クエン酸湿布でベースを維持
・コート施工済みなら専用中性のメンテ剤のみ
・固着したらプロのポリッシング+再コートが最短
換気は“入気×排気”のセット運用
・浴室換気扇は入浴後45〜60分。ドアアンダーカットを塞がない
・脱衣室の給気口フィルターを月1清掃(粉じんで風量が落ちがち)
・内窓を入れている場合は、換気量に合わせて窓を少し開け“風の道”を作ると乾きが速い
乾燥暖房と部屋干しの賢い使い方
・乾燥運転は“入浴後の余熱”を活かしてスタートすると電気代が軽い
・ランドリーパイプは衣類間5cm以上、厚物は外周に
・30分送風→残り乾燥の二段運転で効率化
・花粉時期は給気口フィルターを高捕集タイプに
バスタブ・給湯まわりの注意
・保温浴槽のゴムパッキンは酸と塩素の強薬剤を避け、中性+水切り
・追い焚き配管は年1回の洗浄が安心(ぬめり予防)
・入浴剤は浴槽材と追い焚き可否を確認。硫黄分は機器を痛めることあり
ドア、パッキン、コーキングの延命術
・黒ずみは“種”が小さいうちに中性洗剤で週1ケア
・どうしても生えた点カビは短時間だけ塩素でピンポイント→必ず流水と換気
・コーキングの割れ・痩せ・黄変は交換サイン。早期交換で下地の防水を守る
シーズン別・名古屋エリアのコツ
梅雨〜夏
・換気時間を15分増量、送風+乾燥の併用
・床は週2で中性洗剤ブラッシング
秋〜冬
・入浴後に冷水で素早く温度を下げ、結露を抑える
・内窓併用の家は換気時間を長めに(45→60分)
花粉期(春)
・給気口フィルターの短期交換サイクル化
・部屋干しはフィルター清掃とセット
家族で役割分担。続く仕組みに
・入浴最後の人が水切り担当、子どもはボトルを吊るす係
・週末は誰かが鏡、誰かが排水口…と“3分タスク”を配る
・マグネットボードにチェック欄を作ると忘れない
こんな症状が出たらプロを呼ぶ
・コーキングの隙間から黒カビが線状に広がる
・床を押すと“ぐにゃっ”と沈む感触がある
・換気扇が異音、風量低下(ダクト詰まりの可能性)
・鏡の黒錆が内部から広がっている
・目地やパネルの反り、ドア下の膨らみ
早期対応が、工事規模と費用を最小にします。
まとめ:道具より“動線”。時間より“頻度”
毎日の3分と週1の10分で、浴室はずっと新しく保てます。NHRは、リフォーム時に「浮かせる収納」「外せる部材」「乾きやすい動線」を設計。引き渡し時にはご家族の生活リズムに合わせた“カンタン運用マニュアル”もお渡ししています。名古屋市内各区や春日井・小牧・一宮・稲沢・尾張旭・長久手・日進・東郷町・清須・北名古屋・江南・瀬戸・愛西・あま市・扶桑町・大口町まで対応。まずは今お使いの掃除道具と置き場所を教えてください。最短で続く“習慣設計”をご提案します。
